29歳で未経験から料理人になった話|自分の人生に嘘をつきたくなかった

29歳で電気関係の仕事を辞めて料理人へ転身した体験談のイメージ画像

習慣を整えれば、人生が整う。

こんにちは。
元料理人、元電気工事士のシバゲンです。

今日は、29歳で安定を手放して料理人になった話を書きます。

うまくいった話ではありません。

周りに反対されていました。

でも、一番ビビっていたのは正直自分自身でした。

安定した毎日の中で消えなかった夢

僕は19歳から約10年間、電気関係の仕事をしていました。

社内で働き、現場で働き、出向社員として働き、海外出張も経験しました。

それなりにキャリアを積んで、
プライドもありました。

仕事に大きな不満があったわけではありません。

でも頭の隅に、ずっと消えない夢がありました。

いつか、飲食業をやりたい。

20代前半から漠然と持っていた夢でした。

「いつかやれたらいいな」

そう思いながらも、
安定した毎日を理由に、
そのまま電気の仕事を続けていました。


「このままでいいのか」と気づいた瞬間

数年が経ち、次のスキルアップを考えていた頃でした。

ワンランク上の資格を取るか。

別の専門知識を身につけるか。

そんなことを考えていたとき、ふと気づきました。

もうすぐ30歳になる。

このまま電気関係の仕事を続けていいのか。

頭の隅に置いたままの夢は、このまま諦めるのか。

もし今動かなかったら、
きっと一生やらない気がしました。

漠然としていた不安が、
一気に現実になった瞬間でした。


安定を手放すのが怖かった

転身を決めてから、周りに話しました。

家族にも、友人にも、職場の人にも反対されました。

「29歳から飲食業?大丈夫?」

ありがたいことに、

「それなら自分のところで働かないか」

と声をかけてくれた方も数名いました。

その言葉に、少し心が揺れました。

10年積み上げてきたキャリアがある。

プライドもある。

安定もある。

一番ビビっていたのは、正直自分自身でした。

一番不安だったのは、給料が下がることと休みが減ることでした。

10年間続けてきた電気関係の仕事は、はっきり言って安定していました。

給料はそれなりにいい。

人間関係も悪くない。

毎日の生活も楽しく過ごせている。

それまでの安定を手放して、未経験の飲食業に飛び込む。

本当に怖かったです。

当時の僕は、仕事終わりや休日になるとパチンコへ行っていました。

当時の僕にとっては、天国みたいな時間でした。

30歳が近づくにつれて、周りは独立したり結婚したりしていました。

そんな中で僕は、また1から積み上げようとしていたんです。

正直、楽しみより不安の方が大きかった。

もし失敗したらどうしよう。

年下の人に教えてもらうことになるかもしれない。

毎日怒られるかもしれない。

そんなことばかり考えていました。

もうすぐ30歳。

そのなんの意味もないプライドが、自分の成長を止めようとしていたのかもしれません。


それでも決めた理由

何度も悩みました。

安定を取るか。

夢を取るか。

何度考えても答えは出ませんでした。

でも最終的に、一つの考えに辿り着きました。

やらなかった後悔は、後悔じゃない。

ただの言い訳になってしまう。

それが自分には許せなかった。

自分の人生に、嘘をつきたくなかったんです。

反対されても。

ビビっていても。

10年積み上げたキャリアを手放すことになっても。

今しかない。

そう思って、飲食業に飛び込むことを決めました。


イタリアンの現場は想像以上にハードだった

最初に選んだのはイタリアンでした。

飲食業の中でも、本格的な料理を学びたかった。

それがイタリアンを選んだ理由でした。

でも実際の現場は、想像をはるかに超えるスピード勝負でした。

料理の工程は複雑で、ミスは許されない。

29歳でゼロからのスタートは、
思っていた以上に過酷でした。

10年間積み上げた経験が、
ほとんど通用しなかったからです。

電気関係の仕事で学んできたこと。

29年間生きてきた経験。

当たり前だと思っていたことが、
当たり前ではありませんでした。

何度も辞めたいと思いました。

それでも少しずつできることが増えていきました。

約7年間働き続け、
最終的にはスーシェフ(二番手)として
キッチンに立たせてもらえるようになりました。


料理人として気づいたこと

最初の頃の僕は、よく言い訳をしていました。

良い食材がない。

時間がない。

だから美味しく作れなかった。

でも違いました。

仕事ができない理由を、
環境のせいにしていただけだったんです。

まかない担当だった頃は本当に苦労しました。

料理人として大切なのは、
良い食材があることではない。

今ある食材で、美味しい料理を作ること。

それが本当の料理なんだと教わりました。

7年間で数えきれないほどの修羅場を経験しました。

そして気づいたことがあります。

これは料理だけの話じゃない。

今ある環境で、
今できることをやる。

それが人生にも当てはまると感じています。


29歳、他人の目を気にして動けなかった僕を救った一冊

転身を悩んでいた頃、一冊の本を読みました。

岸見一郎・古賀史健著
『嫌われる勇気』

この本と出会ったのは10年前。

漠然と将来に悩んでいた頃でした。

この本を読んで、一番心に残ったことがあります。

過去の出来事や他人の評価に縛られなくてもいい。

今の自分がどう生きるかが大切なんだと、この本から学びました。

当時の僕は、周りにどう思われるかばかり気にしていました。

29歳から飲食業なんて無理じゃないか。

失敗したら笑われるんじゃないか。

そんなことばかり考えていたんです。

でも結局、自分の人生を生きるのは自分でした。

やってみないと分からない。

今、動くかどうかだけ。

反対されても、ビビっていても、
「今しかない」と思えたのは、この本があったからだと思います。

他人の目を気にして動けなくなっている方に、
心からおすすめできる一冊です。

『嫌われる勇気』を見てみる


活字が苦手な方へ|Audibleなら耳で聴ける

「本を読む時間がない」

「活字が苦手で続かない」

そんな方に伝えたいことがあります。

『嫌われる勇気』はAmazon Audibleでも聴けます。

この本は哲学者と青年が対話するストーリー形式です。

声優さんの声で聴くと、
まるでラジオドラマを聴いているような感覚で、
活字で読むより自然に内容が入ってきます。

通勤しながら、散歩しながら、家事をしながら。

耳だけあれば聴けるので、忙しい日でも続けやすい。

僕自身、本を読むのが得意な方ではありません。

だからこそ、散歩しながら聴けるAudibleは続けやすいと感じています。

今なら30日間の無料体験があるので、
まず試してみるのが一番だと思います。

Audibleの無料体験はこちら(30日間無料)


まとめ

29歳で安定を手放して飛び込んだ選択が、
正解だったかどうかは今でも分かりません。

でも一つだけ言えることがあります。

やらなかったら、一生後悔していた。

過去の失敗や将来の不安は関係ない。

今、動くかどうかだけ。

もし今、
何か始めたいけど一歩踏み出せない。

周りの目が気になって動けない。

そんな状態なら、
「やらない理由」を探すのをやめてみてください。

自分の人生に、嘘をつかなくていい。

それだけで、最初の一歩は踏み出せると思います。


焦らなくて大丈夫です。
自分のペースで、少しずつ思考変換していけたら十分です。

この話が、あなたの何かの気づきや
少し立ち止まるきっかけになれたら嬉しいです🍀

ここまで読んでいただき、ありがとうございました😌


あわせて読んでほしい記事🍀

原点①|三日坊主だった僕が、人生を立て直し始めたきっかけ
原点②|僕が最初にやめたのは「頑張ること」だった
1回リングから降りてみる|頑張り続けることをやめた話


習慣を整えるためのアイテムを探している方は、
楽天ROOMにもまとめています。

シバゲンの楽天ROOMはこちら

X(旧Twitter)では、
日々の小さな記録もそのまま載せています。

コメント