挑戦できなくなった大人へ|毎日が怖かった料理人1年目の話

料理人1年目に毎日失敗を恐れながら働き、挑戦することの意味に気づいた体験を表現したアイキャッチ画像

習慣を整えれば、人生が整う。

こんにちは。
元料理人、元電気工事士のシバゲンです。

料理人になったばかりの頃。

僕は毎日、

「今日はお客さんが来なければいいのに」

そう思っていました。

料理を一品出すのも怖い。

ホールを一人で回すのも怖い。

何もできない自分が、お客様の前に立つことが本当に怖かったんです。

でも、そんな僕を変えてくれた出来事がありました。

今日は、僕が「挑戦すること」の意味に気づいた日の話を書きます。


挑戦できていた頃の自分

子どもの頃や学生の頃は、挑戦することが当たり前でした。

勉強を頑張る。

部活でレギュラーを目指す。

社会人になってからも、最初の数年は仕事を覚えることに必死だったと思います。

目標があるから、自然と前に進めていました。

でも年齢を重ねるにつれて、その回数は少しずつ減っていきます。

仕事をこなす毎日。

失敗しないことを優先する毎日。

気づけば、新しいことに挑戦する機会は、昔よりずっと少なくなっていました。

実は僕も、その一人でした。

料理人になるまでは。

あの日までは。


毎日が怖かった料理人1年目

料理人になってから、毎日がトライアンドエラーの連続でした。

料理を一品出すたびに、

「これで本当に大丈夫だろうか」

そんな不安が頭から離れません。

ホールに出れば、お客様の動きを見ながら、次に何をするかを瞬時に判断する。

少し判断が遅れれば、お客様を待たせてしまう。

少し動きを間違えれば、一緒に働くスタッフにも迷惑をかけてしまう。

飲食店は、常に時間との勝負です。

まるでサッカーやバスケットボールのように、状況が一秒ごとに変わっていきます。

僕はそのスピードについていけず、毎日ビクビクしていました。

「今日はお客さんが来なければいいのに……」

本気でそう思う日もあったくらいです。


心が折れかけた頃、常連さんが火をつけてくれた

まだ料理人として半人前だった頃のことです。

ある日、常連さんにこう言われました。

「シェフの味を再現してみろ」

これはチャンスだ。

そう思い、一回目の料理を出しました。

「うーん、違う。何か違う」

二回目。

「もっと、ソースを濃厚にしないとダメだよ」

三回目。

「やりすぎだね、もっと勉強しないと」

その日は、完敗でした。

最後まで、お客様が納得する料理は作れませんでした。

でも、それ以上に心に残っていることがあります。

その方は、その日に三回も同じ料理を注文してくれました。

しかも、一皿も残さず食べてくださったんです。

合計すると、四人前くらいはあったと思います。

もちろん、代金もそのままいただきました。

今思えば、僕に挑戦する機会をくれていたのかもしれません。

当時は、そんなこと考える余裕もありませんでした。


実はその頃、僕は心が折れかけていました。

料理も。

ホールも。

何をやってもうまくいかない。

「もう飲食業は向いていないのかもしれない」

本気でそう思っていました。

でも、あの日の出来事で、

僕の中の何かが変わりました。

「絶対にシェフの味を再現してやる」

そう心に決めたんです。


挑戦できる人は、才能より回数を積み重ねている

あの日の経験から、今でも強く思うことがあります。

挑戦できる人は、特別な才能がある人というより、

挑戦する回数が多い人なんだと思います。

飲食業は、毎日がトライアンドエラーの連続でした。

料理を作る。

ホールで動く。

お客様の反応を見る。

「どうしたらもっと美味しくなるだろう」

「どうしたらもっと早く動けるだろう」

そんな小さな試行錯誤を、毎日何度も繰り返します。

その積み重ねが、少しずつ判断力や考える力を育ててくれました。

だから今は、挑戦できなくなった理由は才能でも年齢でもないと思っています。

ただ、挑戦する回数が減っていただけ。

小さな挑戦でいい。

失敗してもいい。

「失敗したからやめよう」ではなく、

「もう一回やってみよう」

その積み重ねが、少しずつ自分を変えてくれると僕は思っています。


「やり抜く力」の正体を教えてくれた一冊

料理人時代に経験した出来事を、

「あの経験には、ちゃんと意味があったんだ」

そう思わせてくれた一冊があります。

アンジェラ・ダックワース著

『やり抜く力 GRIT』

世界中で読まれているベストセラーです。

この本が教えてくれるのは、とてもシンプルなことでした。

「成功する人と失敗する人を分けるのは、才能ではなくグリット(やり抜く力)である」

そして、そのグリットは生まれ持った才能ではなく、後から育てることができるということです。

僕はこの本を読んだとき、真っ先にあの日のことを思い出しました。

常連さんに三回同じ料理を作らせてもらった日。

結果は出せなかったけど、

「もう一回挑戦してみよう」

そう思えた、あの日のことです。

今思えば、あの経験が少しずつ僕の「やり抜く力」を育ててくれていたのかもしれません。

挑戦することが怖くなっている方や、

なかなか一歩を踏み出せないと感じている方に、

ぜひ読んでほしい一冊です。

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活字が苦手な方へ|Audibleなら耳で聴ける

「本を読む時間がない」

「活字が苦手で続かない」

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僕がAudibleをおすすめする理由は、無理なく続けられるからです。

散歩をしながら。

ランニングをしながら。

家事をしながら。

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何かを続ける力は、一日で身につくものではありません。

だからこそ、負担の少ない方法で続けることが大切だと思っています。

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まとめ

挑戦できなくなった理由は、

才能でも年齢でもありません。

挑戦する回数が、少しずつ減っていただけです。

小さな挑戦でいい。

失敗してもいい。

僕は料理人時代、

常連さんに3回も同じ料理を作らせてもらいました。

その日は完敗でした。

でも、あの日の失敗があったからこそ、

「もう一回挑戦してみよう」

そう思えるようになりました。

今でも、何か新しいことを始めると怖くなることがあります。

ブログもそうです。

SNSもそうです。

思うような結果が出ない日ばかりです。

それでも、一歩ずつ続けています。

あの日の経験が、

今の僕の土台になっているからです。

もし今、

挑戦したい気持ちはあるのに、一歩踏み出せずにいるなら。

今日ひとつだけ、

「やってみよう」を増やしてみてください。

その小さな挑戦が、

未来の自分を少しずつ変えてくれるはずです。


焦らなくて大丈夫です。

自分のペースで、少しずつ思考変換していけたら十分です。

この話が、あなたの何かの気づきや、

一歩踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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